平成20年度興譲館寄宿舎
OB会総会・懇親会の報告
師走の6日、寄宿舎OB会総会・懇親会がスクワール麹町で開催されました。 総勢35人、100年の歴史を持つOB会らしく昭和20年入寮の大先輩から、昭和52年入寮の元気な若手(?)まで、遠路札幌、仙台から各1人、米沢からも2人の方が駆けつけていただきました。 今年から来年にかけての最大のテーマは米沢有為会創立120年と同時に迎える寄宿舎開設100周年をいかに盛り上げ、意義あるものするかです。 OB会としては、有為会と密接に連携し、共催の形で取組むことにしましたが、そのために、「有為会120周年記念事業準備委員会」の4部門それぞれに、OB会推薦委員が参加することにしています。また、OB会としても、活動をより実効あるものとするために「100周年記念事業準備委員会」を設立し、委員長は石原俊一さんにお願いしました。
総会の後、恒例の懇親会に移り、小森先輩の力強い乾杯の発声で始まり、たちまち学生時代にタイムスリップして、大いに飲み語りました。 大雪の為、少し送れて札幌から飛んでこられた札幌興譲館40年入舎の上野和子さんが、藤色の和服姿で登場すると、「微笑み女王」の名に相応しく、会場はいっきに華やぎ、上野さんから贈られた清酒『愛』と『米沢』はことのほか美味で、たちまち飲み干されてしまいました。
仙台興譲館20年入寮の西村純先輩からは、終戦直前、屋根に上り、米軍機の空襲に備えて見張りをした様子などを臨場感あふれる語り口で、お聞きすることが出来ました。
東京興譲館25年入寮の高橋俊龍さんは、ご本人の為に開催された大切な会合を途中で抜け出されて、懇親会の半ば頃お見えになり、大久保時代にお世話になった有為会幹部との交流やエピソードをお聞かせいただきました。
その他、沢山のスピーチ、知られざる秘話、有為会への感謝の気持ちなどが語られ、時間の過ぎるのも忘れて続きましたが、これらを来年に発行される有為会会誌120周年記念号の「興譲館寄宿舎100年史」の中に盛り込まれれば、後世に引き継がれる貴重な財産になると考えております。
<文責 興譲館寄宿舎OB会 幹事長 佐藤 毅>
2008年度興譲館寄宿舎OB会総会のアルバム